種子島の食

種子島というとどんなイメージですか?私は『宇宙』『鉄砲伝来』のイメージ☆

鹿児島市内から高速船トッピー(種子島の方言で飛魚のこと)で約1時間半で到着します🚢

先日種子島を訪れ、初めての食にも出会ったので紹介します😊

からいも

種子島で有名な食材はなんといっても‟からいも”です。

からいも=さつまいもです!他にも唐芋(とういも)と呼ばれる地域もあります。

諸説ありますが、種子島への伝来は1698年(元禄11年)3月と言われています。

さつまいもにもいろいろ品種があり、全国的に知名度のある安納芋の栽培が今は急激に増えています。

甘みがつよく、美味しいですよね❤

いもんせん

からいもを使った料理である‟いもんせん”を食べましたが皆さんご存知ですか?

‟からいもせん”とも呼ばれているそうです。

県外出身者の私は初めてきいた料理名!思わず二度聞きしました。

子供たちは

「いものおんせん?」

「なに?あったかいの??」

なんて言ってました😁

こちらが、種子島で食べた‟いもんせん”料理。

さてどれがいもんせんかわかりますか?

真ん中の透明のお餅のようなもの、これが『いもんせん』です!

いもんせんは、さつまいものでんぷんを水で溶いて焼いてつくるそうです。

独特の食感。

もちっとしていて、つるんとのどを通りますが、餅ほどもちもちはせず、ゼリーほどつるんともしていない…

気になる方は是非種子島を訪れて食べてほしいです❣

食べ方は写真のように煮物に入れるほか、生姜醤油を付けて酒のつまみにしたり、黒砂糖や砂糖醤油をかけてこどものおやつにしても良いようです。

チンチクタケノコ

ちなみに、この煮物に入っていた小さい筍のようなもの、

ピーマンもゴーヤも気にせずパクパク食べる我が子でも、さすがにこれは苦かったようで…

「!?」

「にがすぎるー><!」

と少々大人味。

なんていう食材なんだろう~?

種子島特有の『苦竹』かな、と思ったのですが、調べたところ苦竹は苦くない筍とのこと。しかもとれる時期は春・秋だからおかしいな~と思って、宿の方に確認すると

このたけのこは‟チンチクタケノコ”といって、夏にとれるタケノコだそうです。

変わった名前だな~と、後々調べてみると「沈竹」とかいて「ちんちく」と読むそうです。

しかもこのタケノコ、火縄の原料としても使われていたようです☝

鉄砲伝来の地、種子島でこのチンチクタケノコが食べられていることを納得しました。

ちなみに正式名称は蓬莱竹(ホウライチク)です。

宇宙と食

ロケット基地で有名な種子島。

つい先日、日本人の管理栄養士が初めて国際宇宙ステーションに滞在する日本人宇宙飛行士への食事介入を行ったとの記事が特集されていました。

気になる方はこちら↓日本栄養士会HPの特集記事。

https://www.dietitian.or.jp/features/toprunner/20210726.html

管理栄養士が宇宙の食を監修する、まだまだこれから食の世界は広がっていきそうです。

宇宙センターを見学した帰りのお土産売り場ではこんなものも見つけました。

自分用のお土産に購入♡

他にも…

日本人宇宙飛行士のボーナス食として、日本食が食べられる日もあるとのこと。

宇宙にいても、食はとても大切🌸

栄養としての食だけでなく、心の栄養、楽しみに欠かせない食。

食の大切さを改めて認識しました😊

是非皆さんも、種子島に行った際は郷土食に宇宙食、是非味わってみてくださいね。

参考資料

  • 自然に生きるシリーズ1 島の食事 日髙恒太郎
  • 原色樹木大図鑑 北隆館

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