鹿児島の食品の安心・安全の取り組みを知る
先日、地域リスクコミュニケーション企画ツアーに参加しました。
このツアーは食の安全・安心に関しての研修や工場見学を行い、リスクコミュニケーション(消費者・事業者・研究者の間で情報・意見交換)を行うものです。
食品のリスク分析にはリスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションがあり、これらを繰り返すことで安全・安心な食の提供を行います。
今回は「鹿児島の農産物・食品における安心・安全の取り組みを知る」というテーマに
・鹿児島協同組合株式会社
・いちごハウス木場
・合同会社Le Ciel Fusee
・県立市来農芸高校
と4つの企業さま及び学校の見学等をさせていただきました。
鹿児島協同組合株式会社さまでは豆腐工場の見学をしました。
品質管理のポイントや基準など詳しく説明していただき実際の作業工程を見学し、大豆の話し、豆腐作りの製法やこだわりなどのお話を伺いました。
消泡剤不使用、生絞り製法、にがりを使った豆腐で冷却前のあたたかい豆腐(いわゆるおぼろ豆腐)を
特別に試食させていただきそのおいしさに感激しました。
豆腐類以外にもお惣菜やウインナーやハムなどの加工品の製造もされており、
参加者からのHACCPでのCCP(重要管理点)はどこなのか?などの質問にも丁寧に答えてくださっていました。



次に訪ねたのはいちごハウス木場さま
長年観光農園もされているいちご農家さんで、そこに至るまでの経緯や農家ならではの悩みや課題、品質管理におけるさまざまな工夫を教えていただきました。
試食させていただいたいちごは赤色が鮮やかでつやつや!きれいでとても甘かったです。畑も見学させていただきました。
訪問した際にたまたま養蜂家さんもいらして、いちごの受粉を担っているはたらき蜂も見ることができました!


昼食は串木野市漁協直営の海鮮まぐろ屋さんにてミニまぐろ丼ヘルシーセットをいただき、いちき串木野市総合観光案内所にて合同会社Le Ciel Fuseeさんのお話を伺いました。

Le Ciel Fuseeさんは地域の特産品であるサワーポメロなどを使ったオリジナルアロマ製品やオリジナルブレンドティーを企画・開発・製造・販売する会社です。
なんと精油を抽出して高校生の時に起業されました!!
現在は大学3年生となり当日は大学の講義があるため一緒にされているお母さまがお話してくださいました。
水蒸気蒸留法という製法でかんきつ類や杉などの樹木やユーカリなどから精油を抽出しバームやフレグランスなどに製品化しています。

このサワーポメロのバームはさわやかな香りとしっとりとなめらかな肌心地でのびも良かったです。
最後は県立市来農芸高校行きました。
農作物、畜産、園芸、食品加工などさまざまな1次産業2次産業そして6次産業化を実際に体験しながら学べる学校です。
バイオ農法なども行われ、さまざまな研究もされています。
季節的に野菜類は収穫後であまりありませんでしたが、家畜舎をみせていただき、
乳牛、和牛、黒豚、鶏などを間近で見ることができました。
牛はブラッシングが行き届いており艶があって毛並みがキレイでした。






バスでの移動中は食品に関するさまざまな基準制度やマークと2024年度鹿児島県が生産量日本一になったお茶について学びました。
・有機JAS
・K-GAP(かごしまの農林水産物認証制度)新旧マーク
・かごしまブランド
・トレーサビリティー(個体識別番号)
・地理的表示(GI)保護制度
・日本茶の古くから続く豊かな歴史と文化
などなど…




そしてこの研修で初めて知ったのが「IPM」のマーク
かごしま天敵大作戦として鹿児島県が作ったキャラクター「チーム・マモット」
IPMとは総合的外注・雑草管理という意味で、益虫(天敵)などを活用して害虫を退治し、化学合成農薬の使用を低減する技術だそうです。
本来育てている農作物の近くに益虫が好む植物を育てて害虫を駆除しています。
てんとう虫が野菜やくだものを守っているキャラクターがかわいいですよね。

今回のツアーでは実際に企業さま等を訪問し、話を聞けたことでより深い学びとなりました。
観光案内所で串木野の美味しい食材をGETしたり、教材としてたくさんご提供をいただき大満足の1日でした^^



