お米が私たちの食卓に届くまで~田植え編~

小さい頃に住んでいた家の近くには春になるとれんげ畑。
水が入り田んぼになり、
そして、秋になるとお米が成長しているのをよく見かけていました。

しかし!
いつどのタイミングで田植えが行われているのかよく知らない・・・

食卓には欠かせないお米。

私たちの食卓にお米が届くまでを迫ってみたいと思います。
今回は友人の実家の田んぼのお米を追いかけてみます。

田んぼの一年


《5月はじめ》
田おこし・・・耕うん機(トラクター)を使って田んぼをほりおこし、苗を植え付けるための柔らかい土を作ります。

《5月なかば》
代かき・・・田んぼに水を入れ、土をかき混ぜて平らにする作業です。土のかたまりを細かくして、苗を植えやすくします。

↓このようなトラクターで行います。

《5月下旬》
田植え・・・苗と苗の間隔は30㎝くらいで植えます。

現在はこのような田植え機を使って効率よく作業が行われているそうですが、昔は助っ人を呼んで大人数でいっきに植え付けを行っていたそうです。

手作業...考えただけで気が遠くなりそうな作業です(汗)

田んぼはイネの成長(イネは4月はじめから発芽させる)と、田んぼの土の仕上がり具合(土の柔らかさや細かさ)と、梅雨の合間の天候を見て全ての条件が整った日に実施されます。

そのような理由もあり、おおよその時期は分かっていても日にちは直前に決まるそう。
時期の見極めには経験がものを言いそうです。
(今回、お米ができるまでの様子を追いかけさせてもらうことになった田んぼの田植えは前日は雨、実施当日の夕方から週末までずっと雨でほんのわずかの晴れ間を狙った田植えだったなと感心しました。)

そしてこの後は、
《6~9月はじめ》
イネの成長・・・イネが成長を始めると、土からの養分だけでは足りないので、肥料を与えたり、雑草を取り除くために除草剤を使ったり、気温が上がると病気や虫が付きやすいので対処する。

《9月なかば》
収穫、天日干しを行う。

この後も田んぼの様子を追いかけてお米が出来るまでを学んでみようと思います!
次回は稲の成長編です。

参考資料おいしいごはんができるまで1 お米からそだてるおにぎり 偕成社

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