フリーランス管理栄養士になる?ならない?
「働き方改革」が進んでいる今日この頃。
朝晩や遅番がある栄養士の働き方は特に結婚→子育て→介護…などなどライフステージの変化によって働き続けるのが困難に感じる人も多いと思います。
そこで、フリーランス栄養士・管理栄養士となる道を選ぶ方も多いのではないでしょうか?
では、フリーランスの働き方と聞いて何を思い浮かべますか?
- 寝る時間、起きる時間、働く場所も自由
- 自分の好きな仕事だけができる
- 合わない上司や同僚に合わせなくてよい
- 家庭と仕事を両立させて充実
- 収入もやる気もアップ
などなど
良いイメージばかりが思い浮かぶ人は要注意です!
もちろんある側面ではすべて本当です。が、
自由度が高いということは、オン・オフの切り替えがうまくできない人にとっては自分で自分を苦しめることになります。
また、好きなコト、好きな人とだけつながることが、良い仕事につながるでしょうか?必ずしもそうとは言い切れませんね。特に個人事業主となれば、いろんな方と知り合い、人脈も大切になってきて、人との関わりは避けては通れません。
というのも、最近よくSNS等で見かける
好きなことだけをして稼ぐフリーランス管理栄養士
フリーランス管理栄養士として仕事もプライベートも充実させる
など、思わず飛びつきたくなるような単語がたくさん並んでいます。
素敵だな、と思いますが実際管理栄養士に限らず、個人事業主の廃業率は高く、10年後に生き残っているのが1,2割ほどと書いてある記事を見かけました😲(中小企業白書の統計結果がベースになっているようです。)
フリーランス管理栄養士として生き残り続けるのは厳しいものというのは明らかです。
女性の多い管理栄養士は特に、出産や子育てを機にプライベートや家庭を充実させるのは難しいと感じ、働き方の変更を余儀なくされることが多いのではないでしょうか。
女性活躍社会の推進で、少しずつ働きやすい環境になったとはいえ、まだまだ現場で働く管理栄養士には浸透していないと感じることも多いです。
フリーランスになったが、思うように働けていない…では、諦めた方が良いのか、これも違うと思います。
大切なのはフリーランスであってもなくても、栄養士・管理栄養士として自信をもって、自分らしく、人のために役に立っているという実感が得られる働き方をしていることではないでしょうか。
私たち栄縁は栄養士・管理栄養士一人一人の資質を向上させたい!
栄養士・管理栄養士の力を社会に貢献させたい!
という本気の想いがあります。その想いをカタチにする方法を模索しながら、少しずつ前に進んでいます。そのために、栄養士・管理栄養士も複業(副業とは異なる)を持っても良いのではないか?と個人的に思っています。
この考えに至ったのには、多くの管理栄養士の仲間との会話や先人達の書籍にふれたことが理由の一つです。考えに至った経緯や「複業」「副業」の違いは、おいおいブログにも書いていこうかなと思います。
現代の働き方改革の波にのって、今一度管理栄養士の働き方も考えるときが来たのではないでしょうか?
想いに賛同してくれる栄養士・管理栄養士がいると良いなと思います☺