管理栄養士取得後の勉強~コーチング~

みなさんコーチングという言葉はご存じでしょうか?

スポーツのコーチ(技術や戦術を教える)、ティーチング、カウンセリング、コンサルティングとも違います。コーチングとは簡単にいうと、相手が自分の力で走れるように導いてあげる伴走者です。

私がコーチングを学びたいと思ったきっかけは栄養指導や授業をする中で、正しい答えを一方的に伝えたからといって響かない。〝人のやる気を引き出すにはどうしたらよいのだろうか”と悩んだことがあったからです。

栄養指導=栄養カウンセリングと思っていた私は、当時カウンセリングでは対象者さまの意識を変えるのは難しいと感じました。

とてもやる気があって、管理栄養士さんの話を聞きたい!と思ってくれている人はよいのですが、栄養指導の場で、渋々「会社から言われたから来ただけです」と来られる、最初から心を閉じた方の面談はなかなか心苦しいものがあります💦

健康のために食は大切ということはわかっていても、今すぐに目に見えて社会生活が困難になるほどの不都合が出るわけではないので『忙しい・面倒だ』が勝ってしまうのは仕方ないかもしれません。

しかし、せっかくの時間を共有するなら少しでもモチベーションを上げて行動にうつしてほしい。少しでも来てよかったと前向きになって帰ってほしい。情報はGoogle大先生に聞けるけど、ITではなく人にしかできないことを高めたいと思い、これだと思ったのがコーチングでした。

栄養指導のためにコーチングを学びたいです!と思っても情報がなかったので、とりあえず図書館で(笑)(前回のブログへ)コーチングについて学ぶもまだ数が少なく…そんな時に、たまたま知り合った方がママ向けのコーチングをしているとのことで、学ばせてもらいました。

結果、TSCコーチングスキルアドバイザー、マザーズコーチングスクール認定講師を取得し(更新はしていないので今は認定講師ではありませんが)、その学びを日々の仕事に活かしています。

コーチングを日常で活かすことで何が良かったかというと、

周りの反応も変化し、自分の心も変化した

ということです。嫌々来ていた人も、自信がない人も、コーチングスキルを用いて話をすると、最終的には前向きな発言をしてくれるようになったし、そのことで自分の仕事へのやりがいが何倍にもアップしました⤴

そして、そして、何といってもこのコーチングをきっかけにこの栄縁を共に立ち上げよう!と意気投合した相方に出会えたこと、私には大きな変化でした。

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